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2016年9月18日第461回 春日大社 宮司・花山院弘匡(かさんのいん ひろただ)さん
2016年9月11日第460回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(4)
2016年9月4日第459回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(3)
2016年8月28日第458回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(2) 2016年8月28日
2016年8月21日第457回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん
2016年8月14日第456回 (株)保志 代表取締役社長 保志康徳さん(2)
2016年8月7日第455回 株式会社 保志 代表取締役社長 保志康徳さん
2016年7月31日第454回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん(3)
2016年7月24日第453回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん(2) 
2016年7月17日第452回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん
2016年7月10日第451回 大阪天満宮 宮司 寺井種臣さん(2)
2016年7月3日第450回 大阪天満宮 宮司 寺井種臣さん
2016年6月26日第449回 相建エンジニアリング 木越正司さん(2)
2016年6月19日第448回 相建エンジニアリング 代表取締役 木越正司さん
2016年6月12日第447回 大阪府警察本部 交通部長 小澤孝文さん(2)
2016年6月5日第446回 大阪府警察本部 交通部長 小澤孝文さん
2016年5月29日第445回 番組パーソナリティー 三枝輝行(14)
2016年5月22日第444回 番組パーソナリティー 三枝輝行(13)
2016年5月15日第443回 番組パーソナリティー 三枝輝行(12)
2016年5月8日第442回 番組パーソナリティー 三枝輝行(11)
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第461回 春日大社 宮司・花山院弘匡(かさんのいん ひろただ)さん 2016年9月18日
ゲストは奈良県にある世界遺産・春日大社の宮司である花山院弘匡さんです。
花山院さんは飛鳥時代の政変「大化の改新」を行った藤原鎌足から数えて47代目の子孫に当たられる方です。

【春日大社について】
奈良に平城京という都が置かれました。当時の最新の技術を駆使して作られましたが、この都をお守りにするのは三笠山の神様でした。平城京からすると太陽が昇る場所であり、水が流れてくる場所にある神聖な三笠山をお守りするために、768年に天皇の命を受けて建物が建てられたのが春日大社の始まりです。

【春日大社の祀り事】
国家・国民の平和と幸せなどのために年間2200回の祀り事を執り行っています。私が祭主をするのは50回ほどあります。年間何人参拝しているのか正確な数は分かりませんが、一説には年間50万人、80万人とも言われます。最近は外国人の方も多く参拝されます。人間と自然と鹿が共存していて、緑の森の中に朱色の社があって、それが平安時代のまま残っている、その美しさに興味を持たれるようです。

【奈良と鹿】
神様が鹿に乗ってこられたという伝承があり、この鹿が居ついたので、神の鹿とかいて「しんろく」と呼ばれていました。昔は貴族が京都から春日大社にお参りに来た時、鹿に会うと牛車から降りて頭を下げたという話も残っています。また鹿は人間にとって、尊い生き物でした。子どもを毎年生む繁栄の象徴であったり、一年で角が生え変わることで特別な力を持っている動物であると思われていました。

【プレゼント】
春日大社で10月6日〜23日に行われる「お砂持ち行事」の特別招待券をペア50組100人の方にプレゼントします。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ 「 三枝輝行の商い勘所 」
<メールの方> sae@mbs1179.com
番組へのご意見・ご感想もお待ちしております。

第460回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(4) 2016年9月11日
四週に渡ってゲストは2008年以来の登場、真宗大谷派浄信寺副住職の西端春枝さんです。

【ニチイ創業】
お店が軌道に乗ってきて3店舗を展開するまでになりました。梅田にお店を出す際には大阪の名だたる11人の社長さんがお金を出してくれてお店を持てるようになりました。「あなたがやっている商道にお金を出したる」ということを言って頂きまして、主人は涙を流していました。その社長さんたちは亡くなっても、その親族の方々とのつながりは今でも続いています。そしてニチイを創業することになりました。商売を始めて13年、従業員も364人に増えていました。時代背景も良かったんだと思います。
昭和38年のニチイ創業の日、主人からこんなお願いをされました。「私は人に言われた事が気になってしまう。社員や役員のことはお前のところで止めておいて欲しい。道を迷ってしまう」と言われました。4社の合併だったので、みんなで助け合って一つになろうという所からニチイという名前を付けました。

【株式上場と共に退職】
株式を上場した時に、会社の一線から退くことになりました。社員は4万人くらいになっていました。その後は会社の手伝いを邪魔にならないようにしながら、お寺の住職として檀家回りをしていました。

【女子刑務所の篤志面接員として】
女子刑務所の篤志面接員をしています。受刑者の色んな話を聞いています。
そんな時に必ず「負けている人を弱しと思うなよ。忍ぶ心の強きゆえなり」というお話をしています。

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ 「 三枝輝行の商い勘所 」
<メールの方> sae@mbs1179.com

第459回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(3) 2016年9月4日
三週に渡ってゲストは2008年以来の登場、真宗大谷派浄信寺副住職の西端春枝さんです。

【一坪半の小さなお店】
28歳の時にある人との出会いから天神橋筋に一坪半のお店を共同で持ちました。その時は小さいとは思いませんでした。向かいのお店が人気だったので、その流れで私のお店にも人がちらほれ人が入ってくれました。しかし、値引きはしなかったのであまり売れませんでした。心では主人を尊敬していても、教職から離れ選んだ商売が上手くいかず、主人に対してイライラすることもあり、修行が足りなかったと思います。お店の隣にいた佐藤さんという方がとても明るく、色々商売についても教えてもらって救われました。2・3年経って、ようやく商売として形になってきたと思います。

【一坪半から六坪のお店へ】
回りのお店から土地を少しずつ分けてもらって、ようやく六坪くらいのお店になりました。そんな時、主人が隣りの佐藤さんに誘われ、雑誌「商業界」の編集をされている倉本長治さんのセミナーに連れて行ってもらいました。最初は高いお金を払ってわざわざ行くものかなと思っていましたが、主人は涙をためて感動していました。
お店を早々に閉めて、主人が朝5時まで話をしてくれました。「本物に出会ったら人間って変わるんだな」と初めて思いました。
2人とも教職から商売の道へ入って、心のどこかで商売人を下に見ていたんだと思います。そんな中で主人は倉本さんから「商売は慈愛と真実であり、心が寂しい時代に愛と真実を届けて幸せになってもらう商売人になれ、ただモノを売ればいいというものではない。地域に密着してお客様の幸せを念じてやりなさい。今、商売人が立ち上がらないと日本がダメになってしまう」と教えられ、気づかされたそうです。要約、ここに来て、商いをする際の心がけ、商売にも道があるということを分かった気がしました。

【セルフサービスとの出会い】
そこから人が変わりました。何に対しても学ばないといけないと朝から本屋に行って、立ち読みするようになりました。そんな本の中にセルフサービスの本があり、これがお客様に喜んでもらう方法だと思い、それを書いた会社へ行きセルフサービスを学びました。小さな衣料品店が、国内ではまだ未開拓だったセルフサービスを導入したとして、大いに世間の注目を集めることになりました。

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ 「 三枝輝行の商い勘所 」
<メールの方> sae@mbs1179.com

第458回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん(2) 2016年8月28日 2016年8月28日
今週のゲストは先週に引き続き、2008年以来の登場、真宗大谷派浄信寺副住職の西端春枝さんです。

【小学校の先生として働く】
学校を卒業した後、小学校で教えることになりました。卒業して結婚という考えもありましたが、戦争が本格的になるにつれ、女の私が日本に対して何かできることをしないといけないと思い、資格を持っていたので教師として働くことにしました。
当時は物資がなく、生徒の中には蒲鉾の板を草履代わりにしている子もいました。私は大谷の学校で習ってきた仏様の歌を朝礼で歌ったりしていました。それが評判になり、校長先生が左藤義詮先生に会いたいと言われ、先生たちをつれて行き、「一隅を照らす」の話を聞きました。その帰り道、同僚の男の先生が左藤先生の話を聞いて泣いているのを見ました。それが後の主人でした。

【生徒を連れて疎開】
戦争が激しくなるにつれ、子どもたちを連れて疎開することになりました。同僚だった主人も一緒に疎開しました。過酷な状況の中で、真面目な人柄に触れて惹かれるようになりました。そして結婚しました。

【終戦、そして商売の道へ】
戦争が終わり、今まで使っていた教科書が真っ黒に塗りつぶされていきました。それに耐えることができず、主人とともに教職から離れました。生活のことは考えていませんでした、ただただ純粋だったのかもしれません。
行商を始めることになるのですが、慣れない事をするので右も左も分からず、恥ずかしさが先に立って、断られたら5・6軒飛ばして次へという風に回っていると、ある人から「断られたら隣の家に入らなアカン。もっと強かに生きていかなければダメだ。あなたは商売に向かない」と怒られました。主人は商売を始めたものの、あまり乗り気ではなく、モノが売れないという日も沢山ありました。そんな中でも女のとして主人を支えていかないといけないと思っていました。

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第457回 真宗大谷派浄信寺副住職 西端春枝さん 2016年8月21日
今週のゲストは2008年以来の登場、真宗大谷派浄信寺副住職の西端春枝さんです。
西端さんは1922年(大正11年)生まれの95歳、お寺の長女として生まれてからこれまで歩んできた人生や体験談など貴重なお話を伺いました。

【幼少期の思い出】
子どもの頃の思い出といえば、お寺には色んな悲しみや喜びを抱えた人がお話に来られるんですが、それを母親の横で聞いていて、人生には無常というものがあるなと感じていました。お寺の世界は特殊な世界で、家にはお手伝いさんや役僧さんが沢山働いていたんですが、呼び方一つにしても、食べるものにしても私たち家族とは違うということに疑問を感じていました。それだけお寺には誇りやプライドというものがあったのかも知れませんが、その時は「どうして?」と聞くこともできない時代でした。

【大谷女子専門学校で学んだこと】
大谷女子高校を卒業後、大谷女子専門学校に入学しました。そこで教師になれる資格をとりました。この学校の創始者である左藤了秀さんはものすごく賢い方でした。この方は24時間、365日休みなく学校のことを考えていて、笑顔を見たことがありませんでした。
将来の当時を見据えた時に優秀な男子を教育するのは母親だということで、仏教精神に溢れた寛容な精神をもった人材の育成が急務だと考えていました。授業中に「人間はなぜ生まれてきたのか?それを知るためにも学ばないといけない。」と言っていたことを覚えています。

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第456回 (株)保志 代表取締役社長 保志康徳さん(2) 2016年8月14日
先週に引き続きゲストは、福島県会津若松市の仏壇仏具メーカー、(株)保志の代表取締役社長・保志康徳さんです。

【仏壇について】
法隆寺の玉虫厨子が仏壇の原型だと言われています。各家庭に普及していったのは江戸時代くらいかと思われます。仏壇とはご先祖を大切に敬っていく、ご先祖さまの遺したものを次の時代へ継承していくためのものだと思います。私は手を合わせることによって、自分だけじゃなく、回りの人への幸せも願っています。
現在、家に仏壇があるのは平均すると39パーセントくらいです。地方に行くとその数字は高くなっていきます。最近の仏壇は黒く大きなものだけじゃなく、カラフルで小さいものなど、住宅環境や現在の人の気持ちに対応したものが出てきています。

【職人について】
モノ作りをしたいと応募してくる人が沢山います。最初はベテランと若手の折り合いが悪い時もありますが、最近では結構うまく引き継ぎが出来ています。
最初は分業制で最初やってきましたが全体像が見えないので、今では全ての工程に関われるようにローテーションしながら作業させています。またアカデミーを作って引退したベテランを先生として迎えて、マンツーマンで教えるような仕組みも作っています。
最近では仏壇仏具の技術を使って、他のモノを作ることも増えてきました。

【お仏壇の修理や作り替え】
住宅事情や時代の流れの中で、今までの大きな仏壇を処分して、小さいものに買い替えることもありますが、愛着もありますので、今の仏壇を修理して小さく作り変えるなどのニーズが広がっています。弊社でも数年前から取り組みを始めています。
お仏壇の修理やリノベーションについては(株)保志 アルテマイスター係まで
アルテマイスターお客様相談窓口:0120-861-900
受付時間 9:00〜17:00(土・日・祝日・夏期休暇・年末年始を除く)

また弊社では、祈りを広める運動「pray for one」を始めています。
気になった方は、一般社団法人 pray for oneのHPを参照して下さい。
http://prayforone.jp/
またお問い合わせはメールのみの対応です。
info@prayforone.jp

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第455回 株式会社 保志 代表取締役社長 保志康徳さん 2016年8月7日
今日のゲストは、福島県会津若松市の仏壇仏具メーカー(株)保志の代表取締役社長・保志康徳さんです。

【会津若松市について】
旧幕府軍と新政府軍が激しく戦った戊辰戦争の舞台として有名な会津若松市は、東日本大震災の影響もあり観光客が減った時期がありましたが、大河ドラマで取り上げられるなど、最近では観光客も増え、活気が出てきました。福島空港からは自動車で1時間ちょっとくらいの素朴な町です。空気も水も綺麗で有名な猪苗代湖もあります。

【中学校〜大学時代】
中学校はサッカーをしていました。そして高校では合唱部に入り、全国大会で優勝するほど優秀な部活でした。大学は東京の駒澤大学へ行きました。大学時代は英語のクラブに入っていました。

【就職から保志へ】
大学を卒業してからは音響機器のメーカーであるケンウッドに入社しました。生産管理の仕事をしていました。7年間勤めた後、家業である保志へ帰ることになったのですが、「仏壇屋で食っていけるのか?」と上司などからは心配されました。とても名残惜しかったです。保志で一番最初にした仕事は営業です。神戸に支社がありまして、そこで働いていました。自動車に仏壇を積んで、色んなところの仏壇仏具店へ営業に回っていました。

【保志の創業】
保志の創業は明治33年で110年の歴史があります。私で6代目です。最初は造り酒屋だったらしく、そこがうまくいかずに潰れて、人のお役に立てる商売がないかと考えていた時に、仏具を作り始めて、ちょっとずつ大きくなっていったそうです。

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第454回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん(3) 2016年7月31日
3週に渡りゲストは、阪神電気鉄道で副社長を務められた井本一幸さんです。

【ザ・リッツ・カールトン大阪のオープン】
アトランタから当時のホルスト・シュルツ社長がわざわざ来てくれまして、社員の教育、指導を担当してくれました。これによって見事なオープンを飾ることができました。それから今までの20年に渡り、日本トップクラスの品質を守ってくれています。

【大阪四季劇場のオープン。】
西梅田の開発のコンセプトの中に「国際」「情報」「文化」という軸がありました。国際に関しては、手本にしたドイツ・ローデンブルクの街づくりと、ザ・リッツ・カールトンのおもてなし、情報は毎日新聞社さんに担ってもらうことにして、残りの文化を何にしようかと考えていました。そんな時に打診があり、採算度返しでも劇団四季の専用劇場を作りたいと思いました。西梅田がコンテナヤードだった時にテントを作って、劇団四季が「キャッツ」の公演したことも浅からぬ縁を感じました。完成に至るまでには色んな問題もありましたが、何とか成し遂げることができました。

【西梅田の開発から梅田1丁目1番地計画へ】
阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画が始まっています。1000億円という巨額の投資の末に完成させた西梅田の開発の経験が、これからの開発の礎となっていると思います。2022年の全体竣工が終わった時、大阪の新しい街の形ができていると思います。

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第453回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん(2)  2016年7月24日
先週の引き続きゲストは、阪神電気鉄道で副社長を務められた井本一幸さんです。

【不動産一筋】
阪神電鉄に入って、不動産部門一筋でやってきました。戸建て住宅の販売から、分譲マンションの開発・販売を手がけました。

【バブル時代の阪神電鉄】
様々な土地の開発の話がありましたが、実際に現地に見に行ってみると、どうみても簡単に開発できるような場所ではない所が多かったので、そこは無理をせず諦めていました。それが結果的には無駄な開発をせず、バブル崩壊後の不良債権を最小限にすることにつながりました。

【西梅田地域の開発】
JRのコンテナヤード跡地の開発から端を発した西梅田地域の再開発事業を手掛けるにあたり、どんな街にしていくのかすごく悩みました。そんな時に担当者でアメリカとヨーロッパへ視察に行きました。アメリカのアトランタでザ・リッツ・カールトンに立ち寄った時のこと、私たちがホテルに入ると「上を向いて歩こう」がピアノで流れてきました。そんなおもてなしの精神がホテルの随所に垣間見れて、凄いホテルだと感動しました。日本に帰ってきて、再開発の開発の話に戻った時、たまたまリッツカールトンが大阪に進出したいという話が入ってきて、誘致することになりました。そういった経緯があって、世界でも最高レベルのホテルが大阪に建ちました。

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第452回 阪神電気鉄道 元副社長 井本一幸さん 2016年7月17日
今回のゲストは阪神電気鉄道で副社長を務められた井本一幸さんです。

【西宮で育った幼少期】
福男選びで有名な西宮戎の近くで育ちました。
まだ戦争の焼け跡が残っていて、空き地も多く遊ぶところには不自由しませんでした。
野球が流行り出したころで、道具を手作りして遊んでいました。

【灘中学校へ進学】
勉強は好きでした。特に本を読むのが好きでした。童話からはじまり、江戸川乱歩の怪人二十面相が好きでした。小学校4年生の時に受けた知能テストの成績が良かったようで、学校の先生が灘中学校に入れるように教えさせて欲しいということになりました。
勉強熱心な地域だったのかもしれません。灘中学校に入ると野球部がなかったので、友達同士で集まって、野球クラブを作りました。勉強漬けのような学校に思われますが、そんなに勉強しているつもりはありませんでした。

【大阪府立大学へ】
親から国公立の大学へ行ってほしいと言われていたこともあり、縁あって府立大学へ入学することになりました。準硬式野球に入部し、最初は10人しか部員がいませんでしたが、卒業するころには30人ほどになり、チームとしても強豪校になっていました。卒業した2年後には全国大会へ出場するくらいのレベルになっていました。

【校友会の会長】
平成17年に、大阪府立大学、大阪女子大学、大阪府立看護大学の3大学が統合することになりました。当時、経済学部のOB会の会長をしていましたが、全体の同窓会のまとめ役になって欲しいと言われ、受けることにしました。8万人の校友会の初代の会長を務めさせてもらいました。

【阪神電車へ】
ゼミの先生から阪神電車を勧められ、沿線で親しみもあったので入社試験を受けました。
入社してからの6ヵ月間の研修期間で、鉄道部門から総務、経理、人事、営業など一通りの仕事を体験しました。入社した年に不動産部が新たに誕生し、研修中に面白いと思っていたら、そのまま不動産部へ配属されることになりました。

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第451回 大阪天満宮 宮司 寺井種臣さん(2) 2016年7月10日
先週に引き続き、7月25日天神祭を控えた大阪天満宮の寺井宮司にお話を伺いました。

【日本三大祭り・天神祭について】
大阪天満宮が949年に創建されて以降、翌々年には祭りの原型のようなものができていたのではないかと推測されます。歴史は受け継がれていき、大坂城を築いた豊臣秀吉から拝領した「催太鼓(もよおしだいこ)」が起源と言われる「太鼓中」という講社もあります。江戸時代になると堂島に米市場が置かれ、経済都市として大阪が大きく発展したこともあり、かなり賑やかな祭りとなっていたと思われます。

【寺井宮司の天神祭】
御鳳輦と呼ばれる、菅原道真の御神霊を奉安する乗り物と一緒に動きます。

【クラウドファンディングで祭りの資金集め】
日本三大祭りと呼ばれる「天神祭」には色んな費用が掛かります。その費用を少しでも多く集めるために、インターネットのクラウドファンティングを通じ、その資金集めを行っています。昨年は目標の金額を達成することができ、5000発の花火を打ち上げることができました。大阪を代表するお祭りに皆さんも協賛して頂いて、盛り上げて下さると嬉しいです。

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第450回 大阪天満宮 宮司 寺井種臣さん 2016年7月3日
今回のゲストは、南森町にある大阪天満宮の寺井宮司です。
7月25日に行われる天神祭の準備でお忙しいところお邪魔させて頂きまして、
大阪天満宮や天神祭についてお話を聞いてきました。

【大阪天満宮について】
菅原道真を祀っている神社で、天神様を祀っているところは全国に1万社ほどあると言われています。菅原道真というのは、それだけ庶民から人望があった人物と思われます。
才能にあふれ、藤原家繁栄の時代にあって右大臣というポストにまで就きましたが、藤原時平によって九州の大宰府に左遷されることになり、摂津中島の大将軍社に参詣した後、太宰府に向かいました。その約50年後、949年のある夜、大将軍社の前に光り輝く七本の松が生えたそうです。この不思議な出来事を聞いた村上天皇は「これを道真に縁の奇端である」として、大阪天満宮を創建したそうです。
天満宮の土地は大将軍社から借りているということで、元日に借地料を大将軍社におさめる「拂暁祭」(ふつぎょうさい)が行われています。

【天神様の姿】
菅原道真の姿は時代と共に変わっています。死後〜鎌倉時代までは怨霊として、すごく怖い顔で描かれていますが、室町時代に入ってからは学問の神様として捉えられるようになりました。一人の人物がこれほどまでに印象が変わるというのも珍しいと思います。

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第449回 相建エンジニアリング 木越正司さん(2) 2016年6月26日
ゲストは、先週に引き続き建設会社の相建エンジニアリングの木越正司さんです。

【工事現場の監督業】
工事現場は色んな人が集まって、建築物を作ると言う目的に向かって進んでいきます。
その現場には様々な問題が出てきます。問題があまりに多く発生すると、現場の士気や品質に関わってくるので、その都度、丁寧に一つずつ解決し、また未然に防ぐためにも人間関係を築いていくことが大切です。

【博士号取得し独立】
工学博士号を退社する1年前に取得することができました。勤務しながらだったので、大変なこともたくさんありましたが、何とかすることができました。新しい生活に対して不安はありましたが、運よく契約を結べた会社があったので、何とか困らずに済みました。

【プレストネット工法】
斜面の造成について「プレストネット工法」という独自の新しい考え方を思いつきました。
斜面の崩落の防止に役立ち、環境にも優しい技術となっています。
これからは安心できる生活・国づくりのために、色んな土木技術を駆使して、災害を未然に防いだり、早く対処して被害を広げないようなことをしていきたいと思っています。

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第448回 相建エンジニアリング 代表取締役 木越正司さん 2016年6月19日
ゲストは、地震や豪雨による斜面の崩壊を未然に防止するなど、地盤の安定化のための技術を提供する建設会社の相建エンジニアリング・代表取締役木越正司さんです。

【都会で過ごした幼少期】
昭和21年に生まれで、大阪市西区の靱で育ちました。
都会の西区というイメージとは大違いで、戦後まもなくで周りには自然がたくさんありました。昆虫採集などをしていました。実は今の靱公園は飛行場だったんです。

【高校時代は学生運動】
高校時代はデモ活動を行っていました。浪人することは考えておらず、名古屋工業大学の土木課へ進学しました。高校時代に黒部ダムの記録映画を見て感激し、将来は大規模な国家的事業に携わりたいと思っていました。

【土木工学とは?】
土木工学とは、人が住む建築物以外の道路・河川・ダム・トンネルなど、大規模な社会資本を作ること中心に学びます。関東ローム層の地盤管理について研究・実験をしてきました。先生が厳しく、単位取得に苦労しました。趣味でクラシックギターをしていました。

【就職】
建設会社の(株)フジタへ就職しました。学生重役制度というような斬新な制度を取り入れるなど、ユニークな経営に惹かれました。最初は河内長野市の宅地造成工事、そこから中国自動車道の佐用インターチェンジ付近の高速道路建設などに関わりました。

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第447回 大阪府警察本部 交通部長 小澤孝文さん(2) 2016年6月12日
ゲストは先週に引き続き、大阪府警察本部の交通部長である小澤孝文さんです。

【大阪の交通事情】
大阪に来てから、自転車に乗っている人から怒られたことがありますが、他の都道府県と比べると、老若男女、信号を守らない人が多いように思います。

【自転車が関係した事故】
大阪で平成27年中に自転車が関係した事故は1万2000件を超えています。交通事故全体のうちおよそ30パーセントで、2年連続、全国で一番悪い数字となっています。自転車も自動車と同じ車両なので、もちろん信号無視はダメです。道路交通法上の刑罰としては、3ヵ月以下の懲役、五万円以下の罰金が設けられています。大阪府警としては、一斉取り締まり日などを設けて、取締り強化に励んでいます。

【講習制度】
自転車の運転に関して、3年以内に2回、危険行為で赤切符を切られれば3時間の講習を受けないといけません。講習を受けないと罰則が科されます。全国と比較しても、大阪はこの講習を受けた人数がとても多いです。

【自転車に乗りながら禁止されていること】
自転車を運転しながら、携帯電話を操作したり、傘をさしたり、イヤホンで音楽を聞くことは禁止されています。傘を固定する器具も場合によっては、積載違反になる可能性があります。自転車に関する安全ルールを学ぶ機会をもっと作って、浸透させていく必要があります。

【自転車対策室の設置】
昨年の4月から自転車対策室というのを設置しました。取締りの強化、広報啓発活動などを行っています。
最近は自転車の無謀な運転による重大な事故が発生し、それに伴い刑事責任を問われるような判決も沢山でています。決して他人事と済ませず、もう一度、自転車の乗り方やルールについて考えることが大切です。

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第446回 大阪府警察本部 交通部長 小澤孝文さん 2016年6月5日
今回のゲストは大阪府警察本部の交通部長である小澤孝文さんです。
警察の方が番組にゲストで来られたのは初めてで、小澤さんには普段なかなか聞くことの出来ない警察の仕事などの話を伺います。

【警察庁へ入庁】
友人に公務員を目指す人が多くて、自分の影響を受けました。
正義感が強かったことと、先輩の話を聞く中で警察の仕事が一番合っているのかと思い、警察庁を志望しました。
入庁した後は、警察大学校で3ヵ月ほど研修を行ってから、京都府警察に赴任し、交番などで勤務しました。交番の仕事は思ったよりも業務が多かったり、刑事は事件が起これば、昼夜とわず働くなど現場は大変です。
20代で本部の課長になりましたが、周りの先輩が立派に指揮しているのを見て、お手本にしていました。問題があれば一つ一つ解決していくこと、自分のポストで何か変えられることがあるならば、少しずつでも良い方向に変えていきたいと思って仕事をしていました。

【警視庁と都道府県警察】
警視庁と都道府県警察の立場は対等です。基本的には都道府県単位でその地域の治安を維持することをしています。ただ、大規模な災害、テロ、県をまたぐような犯罪の時、警察全体に関わる制度に関してはその上に位置する警察庁が統率をとることがあります。

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宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ 「 三枝輝行の商い勘所 」
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第445回 番組パーソナリティー 三枝輝行(14) 2016年5月29日
3ヵ月に渡り番組パーソナリティーの三枝輝行が阪神百貨店で勤めていた当時を振り返る企画は今回でひとまず一区切りです。

【社長時代の思い出に残る出会い】
アメリカのシアトルに本部を置く百貨店ノードストロームと提携を模索していた時、たまたま見かけたキャンドルショップに感激して、このお店を日本で展開できないかと思いました。そのキャンドルショップの本社がサンフランシスコにあり、会社に電話して約束を取り付け、直接会いに行きました。本社に行って分かったことですが、この会社のオーナーがスターバックスの最高責任者であるハワード・シュルツ氏でした。結局は日本で店舗を展開することはできなかったのですが、わざわざ海を越え、本社に行ったことについて、会社の社長はすごく感激してくれました。

【たかがショッピングバッグ、されどショッピングバッグ】
阪神百貨店のショッピングバッグに永田萌の絵を使いました。百貨店のショッピングバッグと言えば、家に帰って捨てられるだけの存在でしたが、永田萌のデザインになってからは、このバッグ欲しさに買い物に来るお客さんが来るほどになりました。

【後悔していること】
社長になって後悔していることがあります。それは営業日を多くしたり、営業時間を長くしたことです。象徴的なものはお正月の営業です。今や1日や2日からお店が開いています。これで日本のお正月の文化を壊してしまったような気がします。また、お中元やお歳暮の時期がどんどん早くなったこと、バーゲンも時期が早くなって、正規の値段で販売している期間が短くなりました。
社長とは専務や副社長と違い、経営に対して自分で決断して、自分で責任を取る仕事です。ということであるならば、自分の意思で、自分色の百貨店を作ることが大切です。今の百貨店は個性がありません。

【社長の資質】
私はサービス業を続けてきた中で大切にしてきた考え方があります。それは「お客さんが言っていることは正しい」ということ。そしてもしお客さんが言っていることが間違っていると思ったら、再び「お客さんが言っていることは正しい」という原点に戻ることです。
社長にとって大切なものは、感動する気持ち、直感力、好奇心、行動力、責任感です。
企業の不祥事を見ていると、社長にこの資質が足りていないと思います。

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第444回 番組パーソナリティー 三枝輝行(13) 2016年5月22日
番組パーソナリティーの三枝輝行が阪神百貨店で勤めていた当時を振り返ります。

【催事について】
ある時、有名ブランドの質流れセールをやりませんか?と誘いがありました。
他の百貨店には有名ブランドが既に入っていたので、このセールは阪神百貨店でしかできない催事で絶対成功すると思ってやってみました。新品同様のブランド品が安く買えるとあって、夜中の3時くらいから行列ができ始めて、大盛況でした。1週間で16〜17億円くらいの売上を記録しました。他にも全国から駅弁を集めた催事や、世界から絵本を集めた催事など、ユニークなものも色々やりました。

【趣味の世界】
友人から能に誘われてやることになりました。月に1回の練習で半年ほど経った時、大槻能楽堂で発表会があり、謡をしなくてはいけなくなりました。衣装を揃えるだけで、150万円ほどかかりました。実際に本番を迎えると、一言も間違えずにできましたし、30分間の正座もしびれませんでした。能はそれが最後で、それ以来していません。
写真に凝っていた時期もあります。京都の舞妓さんや芸妓さんの写真を撮っては、引き伸ばしてプレゼントしていました。

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第443回 番組パーソナリティー 三枝輝行(12) 2016年5月15日
番組パーソナリティーの三枝輝行が阪神百貨店で勤めていた当時を振り返ります。

【既成概念を打ち破ることの大切さ】
食品売り場の改装があり、何の売り場を増やそうかと考えてきた時に思いついたのが果物でした。スーパーマーケットは果物売り場が入口近くに置いてあるのに、百貨店はそれほど力を入れていませんでした。これはやり方次第では面白いことになるのではないかと思い提案しました。みんなに反対されましたが、社長の権限で押し通しました。
ポイントとしては自分の家で食べるもので、安くて美味しい旬のものを揃えることを徹底しました。すると売り上げがグンと上がりました。
一週間に2・3回、売り場に置いてあるものを持って帰って試食していました。ある日、妻が買ってきたものを食べてみると、美味しくなかったので、どこで買ってきたのか尋ねてみると、なんと阪神百貨店でした。今までは部下が気を遣って、私には良い商品を持たせていたことが分かり、激怒したことがあります。その日から自分で売り場に行って、買って帰ることにしました。それから担当者も気が抜けなず、さらに良い売り場になっていきました。

【イカ焼き】
入社した時から行列ができていました。本当に不思議なもので阪神百貨店のあの場所でしか売れないものなんです。あのイカ焼きは京都のお茶屋さんに持って行っても、たいへん喜んでくれました。

【日本一の売り場は一日にして成らず】
「食の阪神」というイメージが世の中に認められた後、バブルの崩壊があり、それまで収益を支えていた衣料品が全般的に売れなくなりました。他の百貨店が困っている中、阪神では台所に直結する食品売り場を作っていたので、非常に助かりました。そこから阪神百貨店を見習えと全国から見学が来ました。
売り場は金をかければ綺麗になるし、取引先も増やすことができるので、なんとなく似たようなものは作れます。しかし、阪神百貨店には勝てません。それは売り場のノウハウだったり、売り場に思いや愛情が違うからです。また専務の岡村君という食品のプロがいたことも大きかったです。取引先の中に入り込んで、一緒になって売り場を作っていくような人は他の百貨店にはいませんでした。

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第442回 番組パーソナリティー 三枝輝行(11) 2016年5月8日
番組パーソナリティーの三枝輝行が阪神百貨店で勤めていた当時を振り返ります。

【取引先との出会い】
阪神百貨店に出店してもらうために色んなところへ行き、出店の交渉をしてきました。阪神百貨店の名前を知らない人も多いので、そんな時はタイガースの名前を良く出していました。断られたお店の方が「絶対入ってもらう」と意気込んで何度も交渉に出かけたのを覚えています。

【食の阪神として知名度が拡大】
食品に力を入れ始めて2年ほど経って、阪神百貨店の食品売り場が面白いという評判が徐々に広がり始め、例えば阪急電車に乗ってきた人も阪神百貨店まで買い物に来てくれるようになりました。そのまま口コミが広がり、4年ほど経って阪神百貨店の食品売り場は素晴らしいというのが多くの人に知られるところになりました。
今の百貨店には特色がないように思えます。

【スイーツを毎日食べる】
食品は見ただけでは分かりません。見た目がいいから美味しいとは限りません。そのチェックのために阪神百貨店の社長として、きちんと食品のことを知ろうと思って、食べてみてチェックするようにしていました。
例えばスイーツを毎日3つずつ家に持って帰って食べていました。医者から止められるまで7年半くらいその生活を続けていました。来客がない時は自分のところの商品を昼食にもしていました。

【感動のある売り場とは?】
食品売り場を作る時に感動のある売り場を作ろうと思い、どうすれば感動してくれるのか色々考えました。その時に考えたのが一つに圧倒的な品揃えです。醤油一つでも、棚一面にずらっと何百種類も並んでいたら見た目のインパクトも含めて感動してくれるものです。
食品は誤魔化しがききません。お客さんの口は正直で、少しの味の変化でも客が離れていったり、また増えたり、本当に分かりやすいです。

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